2014年6月19日木曜日

クレセクチート構築に採用するオボンクレセリアの配分



■配分の端緒

クレセクチート構築でオボンの実持ちのクレセリアを試験的にHCで使っていて、Cを削ってBに回した方が良いのではないかという場面があったので考えてみた。


■配分の方針

Hは全振りをベースとし、Cを削りながら必要なBを確保していった。
思い当たるB、Cの調整先は以下の通り。

●B

・A194メガガルーラのグロウパンチ+不意打ち
・鉢巻きガブリアスの逆鱗2発
・A197メガルカリオの+2アイアンテール

メガガルーラのグロウパンチ+不意打ちを耐えたい理由は以下のよう。
クレセリアと無傷のガルーラが対面したとき、ガルーラをクチートのじゃれつく圏内に入れてから三日月の舞で退場したい。
サイコキネシス→トリックルームと動きたいが、ガルーラ側にグロウパンチ→捨て身タックルと動かれるとトリックルームを張れずに倒れてしまう。
そこで、トリックルーム→サイコキネシスと動くことになるが、攻撃に合わせて不意打ちを撃たれて倒されると削りを入れられなくなってしまうのでこれを避けるため。

メガルカリオに関しては、他とダメージ量が似ていたため考慮したが、そこまで重要ではない(どのみちステルスロック込みだと耐えないし)。
一応、ルカリオに投げて切り返せると立ち回りに保険がかけられる程度の認識。


●C

・183-106ガブリアスへの冷凍ビーム
・マリルリへのサイコキネシス

B方面、C方面のどちらを優先するかによって配分が変わってくる。
ちなみに、Cに振り切る具体的なメリットは出くわした限りマリルリへの乱数くらいだと思う。
サイコキネシス→206-100マリルリ 72~85(サイコキネシス→腹太鼓→オボンの実発動→サイコキネシスと動いた時75.38%の乱数で倒せる。)


■配分案

①227(252)-*-143(20)-137(236)-150-105 控えめ

●被ダメージ

・C203メガゲンガーのシャドーボール 122~146 オボンの実込み乱数2発(24.18%、急所込み)
・A182ガブリアスの逆鱗 拘り鉢巻き込み 129~153 乱数2発(51.09%、急所込み)
・A197メガルカリオのアイアンテール A+2込み 208~246(91.6%~108.4%) 乱数1発


●与ダメージ

・冷凍ビーム→183-106ガブリアス 180~212(98.4%~115.8%) 乱数1発(87.5%)
・サイコキネシス→206-100マリルリ 70~84 腹太鼓ダメージ、オボンの実の回復量込み 乱数2発(58.64%)

Cをガブリアスへの冷凍ビームの乱数が変わらない範囲で下げ、残りをBに回した。
ほとんど調整と言える調整をしていないが、HCよりはこちらの方が基本的な配分になると思う。
現状マリルリはHを削ってSに割いているものが多い印象なのでマリルリを落としきれないことは少なそうだし、Bが2上がるだけで鉢巻きガブリアスの逆鱗の乱数は19%も上昇するので利点の方が多そう。
マリルリの他での処理に自信がなく、ガブリアスは確実に仕留めたい場合に採用する配分。



②224(228)-*-149(68)-134(212)-150-105 控えめ

●被ダメージ

・A194メガガルーラのグロウパンチ 10~12
・A194メガガルーラのグロウパンチ A+1込み 親子愛2発目 8~9
・A194メガガルーラの不意打ち A+2込み 158~186
・A194メガガルーラの不意打ち A+2込み 78~94

グロウパンチで受けるダメージを20とすると、A+2親子愛不意打ちを受けて生存する確率は52.52%(急所込み)。

・C203メガゲンガーのシャドーボール 122~146 オボンの実込み乱数2発(26.80%、急所込み)
・A182ガブリアスの逆鱗 拘り鉢巻き込み 124~147 乱数2発(30.74%、急所込み)
・A200ガブリアスの逆鱗 拘り鉢巻き込み 136~162 乱数2発(95.08%、急所込み)
・A197メガルカリオのアイアンテール A+2込み 200~236(89.3%~105.4%) 乱数1発(37.5%)


●与ダメージ

・冷凍ビーム→183-106ガブリアス 176~208(96.2%~113.7%) 乱数1発(75%)
・サイコキネシス→206-100マリルリ 69~82 腹太鼓ダメージ、オボンの実の回復量込み 乱数2発(43.54%)

Cをガブリアスへの冷凍ビームの乱数が1つの変化しかしない範囲で下げ、被ダメージの乱数が良くなるようにHを削って、残りをBに回した。
マリルリへのサイコキネシスの乱数もひとつしか下がらない。
色々甘えて勝てる可能性を最大限広げた配分。



③227(252)-*-159(36)-123(220)-150-105 図太い

●被ダメージ

・A194メガガルーラのグロウパンチ 9~11
・A194メガガルーラのグロウパンチ A+1込み 親子愛2発目 7~9
・A194メガガルーラの不意打ち A+2込み 146~174
・A194メガガルーラの不意打ち A+2込み 74~88

オボンの実を考慮したグロウパンチ被弾後のHPは263。
不意打ち2発の最高ダメージが262。

・A182ガブリアスの逆鱗 拘り鉢巻き込み 117~138
・A200ガブリアスの逆鱗 拘り鉢巻き込み 127~151 乱数2発(42.23%、急所込み)
・A197メガルカリオのアイアンテール A+2込み 88~222(82.8%~97.8%)


●与ダメージ

・サイコキネシス→146-90メガルカリオ 70~84(47.9%~57.5%) 乱数2発(91.79%、急所込み)

ガブリアスを冷凍ビーム1発で落とすことはもう諦めてる。
フェスタでクレセクチート使ったしばとvanが冷凍ビーム撃たないって言って切ってたから、それならこれもありなんじゃないかと思った。


■総評

クレセリアを思考停止HCで使っていて負けるようなことがあったら嫌だから思考してみたけど、HCでもたいした問題はないということがわかった(最善だとは思わないが。)。
HB重視で使うにしても、せめて③の配分くらいはCに振りたい。
Cに振っていなかったら特殊ルカリオに対面から起点にされて負けていた試合がいくつもあった。